こんにちは!癒やし、しなやかな強さ・美しさと可能性を引き出すヨガ講師、ライフコーチのMikaです。
久しぶりにビジネスハック系の記事を書きます・・・。
新社会人になった時から数年間・・・いえ、もっと言うと15歳(高校1年生)からアルバイトを始め、大学生になる頃には時給制のアルバイトでは飽き足らず、東京ドームでビールを売り始め、就職先も何千万円単位の物件を扱う不動産業界の営業畑にいた私にとって仕事やビジネスの世界はとても身近なものであり、年を重ねるたびに見方や関わり方も変化していくのが面白くて好きな世界でもあります。
超人見知りであがり症、人前で話すの苦手でコミュ障な私にとって、高校生になって初めてやったコンビニの接客で挙動不審だった頃が今となっては懐かしいですが、研究者タイプでオタク気質も持つ私がここ数年で気づいた「自分と仕事との関わり方」について今日は書いていこうと思います。
ちなみに、今となっては人前で自信を持ってヨガ講師もしたり、カウンセラー・メンタルコーチとしてじっくりお話させていただいたり、フリーランスとして個人事業をぶん回すために営業もやる、HPも自分で作る、経理もやる、その他雑用裏方作業もやる何でも屋wとして動いています。
そんな自分の経験に加え組織に属していた時期もありましたので、他の管理職の方々やお客様と接していく中で見えてくる傾向、行動、性格などを分析して感じたことがメインとなります。
特に見ていて男性ももちろんそうなのですが、仕事をバリバリとやられている女性の様子を見ていると、「あれもこれも自分で全部やる人」が多いなと感じています。本人がそれで幸せであれば全く問題ないのですが、今日はそんな自分に
・どうしてもイライラしてしまう
・パフォーマンスが思うように上がらない
・効率が悪く感じてしまう
・手を持て余しているように感じる
・何か他にできることがある気がしている
そんな方にとって自分と仕事との関わり方、距離感や選択肢を広げられるようなヒントとなれば幸いです。
個人と集団の特性を理解する
これは人間の習性的な分野となる社会科学的な部分の話にはなるのですが、人って自分ひとりでいる時に考えていることと、自分以外の他人や何かのグループ内で集団でいるいる時にやることや考えることって結構違いますよね。
他の動物でも同じ種で群れやグループを作るので、それ自体は何もおかしなことではないのですが、私たち人間には他の動物とは異なる大きな特性が一つあります。
それは
「嘘を信じることができる」
ことです。
これは天才歴史学者のユヴァル・ノア・ハラリ著書のサピエンス全史の認知革命の所から引用しているものですが、ちょっと言い換えると「自分の目で確かめたわけでもなく、ありもしない妄想や想像を信じこめちゃうのが人間」ということです。
話が長くなるので詳細は割愛しますが、本来動物が群れを作る時って外敵から身を守るためだったり、種の繁栄のたためだったりしますよね。それが私たち人間となると、特に合理的な理由がなくても集団で「これが正しいのだ」と言われれば、仮に自分にとって本位でないことでも納得できてしまうという習性があるみたいなのです。
ですので、私という個人レベルで「これがヨシ」と考えていることと、集団の中での「これがヨシ」とされることは、時に大きな誤差が出ることがあるんだよ〜ということです。
「みんな”これがいい!!”って騒いでるけど、本当にいいのか・・?」と言った具合です。
そんな人間の持つ特性をしっかり理解し、前提を分かった上で物事を考えていけば結構楽に感じるのではないでしょうか?
ああ・・・人間って面白い・・(恍惚とした顔)
ということで、ほぼこれで今日のタイトルの結論出ちゃったみたいなものなのですが・・自分がいつもいつも何かしらの集団(会社や、国や、社会の風潮)から求められている仕事や役割と、自分が本当に望んでいる仕事や役割がごっちゃになってしまうと、人間とは言え動物ですからストレスが溜まり欲求不満にもなるわけです。
これをあなたの仕事上での自分の役割として当てはめた時、どうなっていくのでしょうか?
自分がやりたいことと、他人からやってほしいと思われていること
これってほとんどの方が経験あることかなと思うのですが、絵を書くことが好きな子供が「あなたの夢は何ですか?」と聞かれた時に「画家です」と答えたら、周囲の大人に「画家は仕事として食べていけないから、他の夢にした方がいいんじゃない?」と言われたり、医者家系で生まれた子が「大人になったら世界中を旅するカメラマンになりたい」と思っていても「将来は医者になってほしい」と両親から言われているようなイメージです。
時には、「私は個人で淡々と仕事をしていきたいので・・」と思っている人が、会社から「来月からプロジェクトリーダーとして人をまとめながら業務をしてほしい」と言われることもあるでしょう。
本人たちがそれに合意するとか本心の部分はともかく、こうした現象があちこちで成立できるのって人間くらいなものなんですよね。
猫に「あなたはおとなしい猫としてこれから頑張ってね」と言っても「やだね、ニャーン」くらいなものでしょう。
とは言っても人間は冒頭でもお伝えした通り、他の動物と違い社会的な生き物ですし、集団を作ってその中で自分にとって合理的でないものでも、それが嘘だったとしても納得しながら生きる選択をする生き物です。ある程度社会性のある方にとってはそれが当たり前のことと感じるでしょうし、全く苦にならなければ問題はありません。
ですがどこか違和感を感じ続けていたり、ストレスに感じているのであれば、自分が本当にこんな仕事をしながら生きていけたら幸せだなあとか、今の自分にとって必要だなあと思う仕事と周りの人から求められる仕事や役割がほぼ一致していたらいいですよね。
プレイヤーとして苦にならずに続けられる仕事とは?
そこで個人というレベルでストレスにならず、むしろ息を吸うようにできてしまうこと、得意なこと、向いている仕事って何だろうという話に戻るのですが、この記事を読まれている皆さんはいかがでしょうか?
ここで言うプレイヤーとは、自分自身が決められた人生という時間の中で実際に行動したり活動し、何かしらの形で他者との関わりや影響を与えるとした時に続けられる仕事、役割のキャラクターは何でしょう?ということです。
ゲームの世界では主人公が自分であり、その世界のプレイヤーとしてミッションをこなしたり、強いボスと戦いながらレベルアップしていきますね。
「私は魔術師として特化した戦術を使う」という設定で戦っているのに、魔術がひとつも使えなかったら魔術師としての役割は果たせないですよね。
本当はもっと戦闘力を上げてチームのリーダーとして強いボスに立ち向かいたいのに、プレイヤーをまとめるやり方が分からなかったり、自分自身が及び腰では誰もついてきませんし、ボスにも勝てません。
そもそもこのゲームに意義を見出せなかったり、プレイに参加したくなければゲームをしないという選択もできるわけです。
自分はゲームの中でプレイヤーとして楽しむことより、ゲーム自体を作る方が面白い!と感じる人もいるわけです。
そのことを踏まえて、皆さんは自分でどんな選択肢を取りにいきますか?というのが今回のテーマの真髄となります。
釈然としないのは、自分の意思で選んでいないから
自分がプレイヤーとして今いるステージや仕事で楽めるのは「よし、このゲームを全力で楽しみ、クリアしよう!」という自らの意思でプレイしているからです。
自分以外の人々は「あのゲームの方がいいよ」「いや、そのゲームはダメだ」と色々言ってきますし、選択肢のたくさんあるので迷ってしまう時もあるかもしれません。集団の特性から生まれた「このゲームが最強説!」みたいな情報を耳にすることもあるでしょう。
集団でみんなと同じゲームをしながら楽しむのもいいですね。色々なプレイヤーがいますから、たくさんの刺激や新しい発見も生まれてくるでしょう。
ですが自分がやってる仕事や与えられた役割をよく分かっていなかったり、本当はやりたくないことだとそのゲームを楽しめませんし、効率が悪くなったりパフォーマンスも思うように出せないでしょう。
あなたが社会や誰かから求められている仕事や役割と、自分がプレイヤーとしてやりたいと思う、引き受けようと決めた仕事や役割は一致していますか?
それはすぐには見つからないかもしれません。ですが、それを自主的に考え始めたときからヒントはたくさん目の前に現れてきます。
まずは気づき、動き始めることから始めてみてくださいね。
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