決断に迷ったり答えが見つからない時は、より大きな共同体の声を聞いてみる

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こんにちは!癒やし、しなやかな強さ・美しさと可能性を引き出すヨガ講師、ライフコーチのMikaです。

コロナの緊急事態宣言が沖縄県以外、解除とのニュースが流れていますね。沖縄県内にいる私からすると、仲間はずれにされたような感じでちょっと悲しい気分な今日この頃です^^;医療者の方々への負担が減り、人々が気軽に握手を交わし、ハグができる日常生活に戻ることを願うばかりです。

ここ最近の私ですが、石垣島でのビーチヨガの開催もしながらじっくり準備をしていた個人セッションを少しずつ始めている状況なのですが、これを始めた理由を今日は書き残していこうと思います。

・自分の決断に自信が持てない
・いつも周りの人や状況に振り回されてしまう
・気持ちの切り替えが苦手

こんな方にとって為になるのではないかな?と思います。

というのも、私がこれまで営業のお仕事をやってきたり、私生活の中でヨガを始めたり、職場や恋愛、交友関係などの人間関係で悩んだり迷った時、「どうすれば毎日ハッピーに、気分良く楽しく過ごしていけるんだろう?」と試行錯誤し専門的な勉強もしていく中である日、ひとつ重要なポイントに気づいたんですよね。

思考(マインド)を変えるのが一番簡単

ひとつ図を見ていただきたいのですが、人の偏った考え方や認識の仕方により「本当は自分が望んでいる結果になるような行動を取れるように調整する」ための認知行動療法の中で、こんな考え方があります。

認知行動療法(生活体験5つの領域)

ご覧の通り、「楽しい!」「悲しい」「イライラする」といった「気分(感情)」も、太ったとか痩せたとか引き締まったとか見てわかる「身体」も、「今日はあそこのカフェに行こう」といった行動も、「あの人が私にかけた言葉の意味は、きっと私のことを信頼してくれているんだろうな」といった思考も、全部の要素が相互に影響し合っているということを表すものです。

その中でも環境はちょっと特殊で、環境はこの4つの要素全てを統括しているというのでしょうか・・言葉にするのがちょっと難しいのですが、「環境がガラッと変わることで4つの要素全てに大きな影響を与えられるポテンシャルがあるんだよ」ということを表しています。

「現状をもう少し良い方向へ変えていきたい」
「悩んでいること、困っていることを解決していきたい」


と考えている方にとって、この図にある要素ひとつひとつが重要になります。例えばダイエットをして体を変えたいと考えていても、行動が全く変わっていなかったらダイエット成功は叶わないでしょうし、昨日恋人と喧嘩をしてイライラしている気分をなんとかしたいと思っていても、仲直りのための行動や相手に対する考え方を変えていかないと気分はすぐにスッキリしないでしょう。

かと言ってじゃあどうすればいいんだという話になるのですが、この表を見てまずはどこから手をつけるのが良さそうだと思いますか?

タイトルに答え書いてしまってるのですが、何かを変えていきたい、解決していきたい方にとって1番簡単で手っ取り早いのは、「思考(マインド)」を変えていくことなんです。

何かしらの人生の岐路・分岐点にいる方へ

ここ最近、年齢・性別・職業も環境も全員違う方々とのセッション内でお話を進めていると、それぞれ変えていきたいことや悩みは違えど「考え方の転換」が難しいと感じていたり、「違う角度から見たり、可能性を探っていく」選択肢が自力では思いつかなかったり、「今までの自分の思考の癖に気づいていなかった」無意識だったりと、マインド面でのブロックや障害がかなり妨害しているなあ〜とますます実感するようになりました。

特に今の現状で困っていなかったり、わざわざ解決するまでもない方にとっては問題ないことなのですが、これが「今の環境を大きく変えていきたい」「いつも同じ失敗を繰り返してしまう自分を変えたい」「チャレンジしたいことがあるけど、何をすればいいか分からない」という方にとって、「ハイではまずは解決するための行動を変えてください」「今すぐに引っ越すなり仕事を変えるなり、環境を変えてくださいね」と言っても、なかなか難しい話なんですよね。

身体を変えることもそうです。ダイエット方法が今までこれだけ色々な方法や手段があっても、多くの人が結果(身体を変えること)にならなかったのも、マインドブロックの影響が強いことを示しています。

分かれ道の数や決断の重さの大小に違いはあれど、誰しもが日々様々な選択をし、選んだ道を進んでいます。特に「今の自分は何か新しいことをしようとしているな」「現状を変えていきたいと思っているな」という方にとっても、思考を変えていく・・時には次に進むための邪魔をしているメンタルブロックを外していくことは、一番簡単だからこそ意外と見落としがちだということを念頭に置いておくと、この先スムーズにいきます。

「あれ?なんか思っていたように進まないぞ?」と感じるときは、外因的な要素や環境、自分ではコントロールできない理由もたくさんありますが、自分で自分のブレーキをかけていることは往々にしてあります。体感では8割くらいは原因は自分自身にあると思ってください。

誰でも必ず決断を迫られる時がくる

ここまで、受動的というよりは割とアクティブに物事を考えている方、自分で動いて決めていきたい方に向けて色々書いていましたが、「このままでも大丈夫〜」と日々何となく過ごしていきたい、ジッと変わらず過ごしていたいと思っている方にとっても他人事の話ではありません。

自分の中では何も変化していない、現状維持できている、安定していると思っていても、物事は少しずつ変化し続けています。どんなに安定している大企業に勤めていても、その会社がある日無くなるリスクはゼロではありません。今隣にいる大切な人が、この先もずっと永遠に一緒にいられる保証なんてどこにもありません。今回のコロナパンデミックのように、明日も来月も来年も同じような日々が続いていくという予想は、ただの幻想だったことに気づかれた方も多いと思います。

100%、絶対的なことが少ない世の中ではありますが、今からお伝えすることは必ずあなたの身に降りかかってくることです。
否が応でも、自分の人生を生きていく中で自ら決断を下し、進んでいかなければいけないタイミングというのは必ずやってきます。自分が望んでいようといなかろうと、「何が最良の決断か?」「どうすれば自分の納得がいく結果に近づけるか?」決断を迫られる瞬間はやってきます。決めるのは親でもなく上司でもなく、先生でもありません。他でもないあなた自身なのです。

そんな時、皆さんは何を持って大きな決断をしていきますか?

どんな考え方をすることで、望む結果に近づいていけるのでしょうか?

自由な選択肢が無限にあるこれからの時代は、誰かに言われたからではなく、自分で自分の進む道を決めていくことが増えていくでしょう。

知りたい答えはどこにあるのか?

そこで問題となってくるのが、私たちのこれまでの価値観や長年受けてきた教育が、基本的な考え方や選択の仕方に大きな影響を与えてくるということです。

義務教育ではすでに答えが出ている問題の解を正しく覚え、その通りに答えていくことが優等生・・良しとされてきた教育を小学生〜中学生まで受けてきました。それは高校・大学になってもそう大きく変わりません。

まだ先の分からない未来

答えなんてない未来

自分の選択で大きく変わる未来


先に答えが決まっていたことが当たり前だった私たちにとって、何も決まっていない未来に対して不安に感じるなという方が無理な話なわけなんです。

さらに、今いるコミュニティー・集まり・慣れ親しんだ環境で自分の進む道の最適解を見つけようとしても、どうしてもその共同体の中で受け入れられる自分、認められられる自分でいようと無意識に考えてしまうものです。

それだと今までと何も変わらないですよね。ではそんな時、どのように考えていけば新しい見方をしていけるのでしょうか?

そのひとつが、このタイトルにある

「より大きな共同体の声を聞け」

なのです。

例えば今いる家庭や学校・会社の中でのコミュニティーだけではなく、違う地域にいる人々の声や海外にいる人々の声、趣味で関わりのある共同体の声、日本全体の人々の声、などなど・・

見る世界のピントをいつも見ている距離にあるものだけではなく、まだ見たことがない、けどちょっと手を伸ばせば見ることのできる世界や共同体の声も聞いてみてください。

私が自分自身でヨガを深め続けいているのも、それを皆さんに体験していただく場を作り、学びを伝え続けいるのも、手始めに「自分の内側の声を聞いてみる」ことの延長線上に、世界やより大きな共同体と繋がることができる入り口に立てるからなのです。

ちょっと視点を変えてみるだけで、今まで気づかなかった新しい発見が見えてくるでしょう。


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