私たちの生活と病気の関係
これまでの人類の歴史から見てこれだけ医療と科学の力が進歩した現代でも、まだ記憶に新しい2020年、コロナウィルスによりパンデミックで世界中が震撼した出来事が起きました。
初めは正体も分からず、やたら感染力が強く治療法も解明されていなかったウィルスということで多くの人々が国境を越えて恐れおののき、自分や家族、身近な人々の身を守ろうと帆走しておりましたね。
私たち人類がこれまで直面してきた各個人の意思と反して大量死する原因は、大きく分けて3つあると言われています。
それは「戦争」「感染症(パンデミック)」「自然災害」です。
人々の平和や安定した生活を脅かし、生死に関わることは多くの人の心を揺さぶり、経済的・政治的にも大きな影響を与えます。今回はその中でも最も身近な自身の体の中で起きる健康と病気を、いかに医療や科学の力だけに頼らず、自ら「病気にならない体」を作るためのヒントとなる情報をお伝えします。
現代の人がかかることが多い病気の種類
日々私たちが生きている地球上ではコロナウイルス以外にも様々なウイルスが存在し、共存する上で風邪やインフルエンザといった病気にもかかりますが、その中での命に関わり、死亡者数も多い病気はどんなものがあるのでしょうか?
1位「悪性新生物(癌)」2位「心疾患」3位「脳血管疾患」4位「肺炎」5位「老衰」という並びで、こちらは男女、年齢の総数での割合ですが近年でこの事実はかなり多くの方々が周知するようになりましたね。
特に死因の第1位である癌については、年齢別に見ても男性は45歳以降〜から死因の1位になり、女性ではなんと35歳以降〜から死因の第1位になっております。
イメージではもう少し上の年代の方が多いような気もしますが、近年若年化しているのでしょうか・・。
癌になる原因は実はまだはっきりと分かっていない部分が多くありますが、私たちの体の中では常に細胞が発生しては消えていく、というのを何千個単位で繰り返しています。
その中で正常に分裂する細胞、突然変異し分裂を繰り返し続け増殖するガン細胞が生き残り、私たちの体に悪影響を及ぼすガン細胞に対抗する私たちの自己免疫細胞が戦って「ガン細胞を退治できるか?!」というところが、癌に体を侵食されるかされないかを握るポイントとなるようです。
病気になる原因は1つではなく、ほかにも生活習慣や食事・過度なストレスや喫煙・飲酒など様々あります。どうやら病気になる前も、病気になってからも治療や薬用いて治すこと以上に頼れるのが、私たちが健康な体を保つために必要な「自己免疫力」なのです。
自己免疫力とは?
私たちの体の中で健康的な体を保つために心強い味方となるのが「自己免疫力」です。
もちろん病気にかかり治療するには科学の力や医学的な対処も必要ですが、手を尽くした後はもう自分の生命力次第・・となりますね。
また病気になる前からもともと病気になりづらい体づくりをすることで、ちょっと悪い細胞が体の中でできても発病しないことだってあります。病気になってしまったら治すために時間を作る必要が出ますし、お金や精神的な負担もかかるもの・・できれば病気になりづらい健康な体にしていきたいものです。
そんな自己免疫力の正体とは、何者なのでしょうか?
聞いたことがある方もいるかもしれませんが、その名前は「マクロファージ」です。
ちょっとカッコいい名前ですね。マクロファージ・・。マクロファージは感染症・認知症・癌・アレルギー・メタボリックシンドロームなどなどを予防改善する大切な役割を持ち、体の健康を維持するために欠かせない存在です。なんとこのマクロファージは体中に分布し、身体の異物を排除してくれる機能を持っているのです。
マクロファージにたくさん働いてもらい、その力を活性化することで自然治癒力が高まります。では何をすればマクロファージたちが活性化してくれるのでしょうか?
いくら自分の中にいる細胞とはいえ、「マクロファージ頑張って!」と応援するだけではマクロファージも困ってしまいますね。
マクロファージの手助けとなる成分が、LSR(リポポリサッカライド)という成分です。日本語では「リポ多糖」とも呼ばれ、イメージしやすい言葉では「免疫ビタミン」とも言われます。すごく体に良さそうですね。
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