インドへヨガ留学!RYT200を海沿いにあるリトリート地「プリー」でとった話〜まとめ編〜

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Contents
  1. ずっと行ってみたかったインドへ行くきっかけは、ヨガ留学!
  2. インドのヨガ留学行くまで何してたの? 
  3. いざインドに来て感じたこと
  4. 45日間のプログラムで学べること
  5. ヨガ哲学で学べるアシュタンガヨガの8支則
  6.  インドでの生活・休みの日の過ごし方
  7. インドのプリーで休みの日にできること、行けるところ
  8.  ヨガ留学のプログラムを修了し変わったなあと思ったこと
  9. インドのヨガ留学、リトリート生活を終えて最後に残ったもの

ずっと行ってみたかったインドへ行くきっかけは、ヨガ留学!

インドヨガ留学についてどんなことが分かる記事なの?

25歳の夏、2019年の7月〜8月にかけて45日間インドへRYT200の資格を取りにヨガ留学にいっていました。
他の記事より少々長めです。

その時の記録、当時感じたこと気づいたこと、やったことをほんの一部の大まかなとこだけ抜き出してご紹介する記事です。
4年制の大学を卒業してから22歳〜25歳の間に起きた出来事なので、

  • 物理的・精神的に日常生活から離れてヨガ留学やリトリートに行ってみたい
  • RYT200の資格をどこで取ろうか迷っている
  • インドのヨガ留学が気になるけど治安や国の文化などで不安がある
  • 何かチャレンジをしてみたい、自分変えるきっかけが欲しい
  • どんな目的や意図を持って就職先ややりたい仕事を決めればいいか迷っている
  • 社会人生活を送っている中で、今後自分が何をやりたいのか分からなくて困っている


こんな方々にとって気づきのヒントとなる記事になります。ぜひ参考にしてみてくださいね!

インドへヨガ留学に行こうと思った経緯

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オリッサ州 プリーの海辺

正直なところ、当時なぜ安定していた生活を手放してまで旅立ったか?については「自分の気持ちやフィーリングに従っていたらいつの間にか動いてた」みたいな所があるので、正直なところ目的の部分は後付けです(笑)整理すると目的は大きく3つありました。

  • ヨガリトリートも兼ねた環境で自分自身のエネルギーを満タン!にして、日本に帰った時にパワーアップしてること
  • ヨガを通して生き方・考え方・自分の体に対して「これが心地良いな」と思う気付き方を自分の中で落とし込めて、それを分かりやすく人にも伝えられるようになること
  • とにかくインドのカオス感を味わってみたかった(笑)


こんな思いを込めてインドに渡りました。
私がプリーのヨガ留学に参加した時期は2019年7月のタームで、45日間のプログラムに参加して全米ヨガアライアンスRYT200を取るというもの。

実はちょっと大げさかもしれませんが、この時期は私にとって人生の転換期でもありました。
ここから経緯について書きますが、これからインド生活を過ごす中での気づきや感じることに大きく影響していたりと、割と重要なポイントではあるので目を通しておいてください。

インドのヨガ留学行くまで何してたの? 

4年制の大学を出て普通に就職して会社員

 それまでどんなことをしていたかというと、おそらく世間から見ると「普通」に大学を卒業して、3年間正社員で働いていた女の子でした。(女の子っていう年齢なのか置いといてww)

業種が「投資用不動産会社の営業職」だったので、もしかしたら少し特殊というか、大変そうとか、よく分からない?と感じる方もいるかもしれません。

どんな仕事の流れなのか、簡単にいうと

①新規の個人or法人のお客様に電話や資料を使い、アポイントメントを取ったり電話で話しながら提案
②直接お客様とお会いしてヒアリング+自社商品のご紹介、提案(いわゆる交渉)
③無事契約となれば、自分がそのお客様の担当者となり、その後のアフターフォローも行う

といったものでした。

社内の体制はグループ制なので、上司と一緒に交渉に同行していただいたりしながら一人前になるために仕事を覚えていくという日々です。

ここだけの話、不動産業界には興味なくて営業をやってみたかった

正直私にとって不動産業界は「全く興味ない分野」かつ「むしろ苦手な分野」の業種でした。
事実、面接の時に

「何で不動産業界選んだの?厳しい世界だけど大丈夫?」

と強面な(失礼w)役員の方に聞かれた時

「今まで興味がなかったからこそ学びたいと思ったからです。なので覚悟はしてます。」

と、今思うととんでもなく生意気な返答をしたくらいですので・・・(汗)
もし今の自分がそこにいたら、冷や汗ものです(笑)

補足すると営業職には興味あったけど、その業界には全然興味なかったよということです。
実は大学は情報系の理系だったので、IT系のエンジニアの職種に行く選択肢もあったのですが、何故か無性に惹かれて直感に従って入社したという記憶があります。

今思うとぬくぬく実家から出たこともなく、中学生から大学まで温室育ちだった私は無意識に安定を求めていたのではなく、これから自分の人生を送るのに挑戦になること、いわゆる気合いと根性(鍛錬??)を培う基礎を作りたかったという気持ちがあったのかなあと感じています。

あと、当時思っていたことで覚えているのは、業種に関わらず「営業力」というものは何をするにも必要になってくるのではないか?だからやりたいな。と思っていた記憶はあります。


気合いを入れて3年間過ごして残ったもの

そんなこんなでへっぽこ世間知らずな小娘が新入社員から3年間を過ごし、かなりハードに自分を追い込む日々を過ごしたお陰で、終えた時には

「お金で買えない経験として色々とかなり鍛えられ自信がついた代わりに、心身のエネルギーを使い切った感」

が残りました。この3年間の詳細はとてもひと言では言い表せないので、ここでは割愛します。

とにかくそういった経緯を経た後にどういう状態でインドに渡ったのかというと

「これからやりたいことが明確にあって情熱はあるんだけど、充電が切れちゃってるよ〜〜^^;」

こんな状態でインドに渡りました。まさに「戦場からやっとこさ帰還した負傷兵」みたいなイメージです(笑)
ぬくぬく温室育ちの小娘にとっては、ちょっとした荒療治だったかもしれません。

この時点では自分がインドにいる間、そして日本に帰る時にどうなっているのか全く予想していなかったです。


ンド留学前までのプロフィール記事はこちら

いざインドに来て感じたこと

ヨガやリトリートの概念が吹っ飛ぶインドのカオスぶりに圧倒される

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3歩あるけば牛に当たります

日本にいる時からある程度は慎重にインドの文化や宗教、治安面、気候について調べていた私ですが、インド到着3日目ですでにツッコミ所満載のパラダイスです。

「待って、本当に野生の牛道路歩いてるやん」

「むしろ、白馬も歩いてるやん」

「すげークラクション鳴らすやん」

「インド人、人の話聞かなすぎ(笑)」

「電気不安定すぎる(笑)」

「めっちゃ暑いんだけど、なんでみんな平気な顔してるの・・(現地の人達)」


・・・etc

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牛はともかく、白馬・・・??何故・・・???

 ツッコミ所が多すぎてもはやいちいち覚えていられません(笑)
とにかく同じ地球上にいるはずなのに、日本にいる時の常識はほとんど通じません!!

ライフラインと言われる水や電気がとにかく当てにならないのです。日本のインフラが神がかっていることに気づきます。交通機関、外に出て食事をするにもインド人とちょっと話すだけで、価値観や行動傾向、何もかもがいちいち異なりますので、頭であれこれ処理しきれません。

初めの頃は毎日、一瞬一瞬が驚きの日々を過ごしていました。
私は割とその驚きに動揺しつつも楽しめることができたのが幸いだったかな〜と思います。
なので、そこまでイライラしたりするようなストレスは感じなかったです。

体はインドの気候にすぐ適応できず

屋上からの町の風景

はい、しっかりとインドの洗礼を受けました^^;

到着して3日目、ヨガのプログラムも始まりかけた頃に高熱→下痢で動けなくなります。

よく インドの水がどうのとか衛生的にどうのとか言われますが、私が感じたのはそこが原因というより湿度や気温等の気候の違いだったり、長時間のフライトによる疲れだったり、新しい環境での生活に対する緊張感だったり、そういった負担によって体調を崩した感覚でした。

しかも体調の崩し方が特殊なんですよね(笑)
熱が下がったなあと思ったら、また夜になると上がってきたり。

それを何回か繰り返しました。
食事も、ポカリとバナナしか食べられませんでした。

下痢はお腹が痛くて悶絶〜〜!というわけではなく、いきなり便意が襲ってきて、ただひたすら水便が出るのが数日続く・・・みたいな。(汚くてすみません)

同じヨガメンバーも次々と倒れていき、その期間は会話の端々に下痢ワードが飛び交います。

体調を崩すとメンタルもやられるという悪循環

何よりも辛いのは、体調不良になるとメンタルまでやられるのが辛かったですね〜〜。
日本にいる時と環境が違う中、自分の体が思うようにならいことから不安と心細さが襲ってきます。
熱にうなされながら

「私はこのままインドで死ぬかもしれない・・・」

大袈裟な、と思いますが本当にそう思います(笑)

すごいネガティブな思考になってしまいます。

この時、優しいスタッフの方や同じヨガメンバーが声をかけてくれたり、食事を調達(バナナ)していただけたことが本当に救いでした。
この場を借りて、本当にありがとうございます!!

早くヨガをしたい気持ちを抑えて、丸5日間くらいしっかりと休んだら治りました。
きっとこの時に自分の体の声を無視して無理していたら、もっと長引いていたかもな〜と思います。
リトリート環境に身を置くということは、最初は慣れない環境に身を置くストレスも兼ねることになります。普段以上に体のサインは出やすくなるので、自然と気付きの回数も増えていきます。

45日間のプログラムで学べること

日本語と英語がMIXしてるアーサナヨガクラス

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アーサナ実践クラスは以下の時間帯

・AM6:30〜8:30
・PM4:05〜6:05


日曜日以外、毎日2時間のクラスを2セット、合計4時間みっちり行います。
毎週土曜日の朝の授業では、鼻洗浄も行います。

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みんな変顔して〜☆の一枚

私自身、この時のヨガ歴はちょうど1年くらいでした。仕事をしながら週1〜2回、ホットヨガスタジオに通う程度。

始めはマントラを唱えたり、難しいポーズに挑戦したり、鼻洗浄で紐を喉まで通すのに動揺したりしていましたが、毎日新しい気づきがあってとても面白かったです。

特に印象に残っているのは、

  • 呼吸やポーズのキープ時間が長く、1つ1つの間も取ってくれるので体の動きや変化に気づきやすい

  • 毎日同じ時間にヨガをするから、日々の体の変化に気づきやすい

アーサナの説明や効果などもしっかり基本から教えていただけるので、1つ1つのポーズの意味を意識しながら行うことができます。
講師のプラカーシュ先生は穏やかで優しく、お茶目で素敵な先生です☆

が、アジャストはがっつり容赦なくやってくれます(笑)

インドオリッサ州のヨガ大会でチャンピオンの記録を持つ確かな実力&お茶目で勉強熱心なインド人の先生

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講師のプラカーシュ先生は、母国語以外にも英語はバッチリ、日本語も勉強中とのことで簡単な日本語も話せるのがすごいです。
最近も聞くところによると、日本語どんどん上達してきているとか。

難しいポーズのお手本を見せてくれた後(みんな、ほお〜〜すげ〜!って顔してる)
笑顔で

「はい、やって〜〜☆」

と言われ、みんなでチャレンジしていきます。
体が固くできないポーズがいくつもあった私ですが、45日間を終えた後は結構体にも変化がありました。

スタート時と、45日後の写真を撮っておいたので、そちらはまた最後に載せていきます☆

座学の授業、ヨガセオリーを受けてみて

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ヨガセオリー

こちらは日本でヨガをしていた時は学ぶ機会がなかった、ルチカ先生によるヨガの概要、ヨガ哲学や歴史について学ぶ授業です。

日常生活の中で起きる例えを使いながら、分かりやすく教えていただけます。
 私たちがアーサナ実践クラスで受けている授業も、古典的な「アシュタンガヨガ」に基づいて行なっています。

簡単に、アシュタンガヨガには8支則と呼ばれる8つの段階を紹介していきます。

ヨガ哲学で学べるアシュタンガヨガの8支則

  • YAMA(ヤマ)=禁戒(日常生活で行なってはいけない5つの心得)
  • NIYAMA(二ヤマ)=勧戒(日常生活で実践すべき5つの行い)
  • ASANA(アーサナ)=坐法
  • PRANAYAMA(プラーナヤーマ)=呼吸法
  • PRATYAHARA(プラティヤハーラ)=制感・感覚の制御
  • DHARANA(ダーラナ)=集中・精神統一
  • DHYANA(ディアナ)=瞑想
  • SAMADHI(サマディ)=悟り・超意識

ここでは8支則詳細について割愛しますが、授業を受けていく中でも私が特に

「耳が痛いな〜、心当たりがありすぎるな〜〜」

と感じた項目があるので余談として残しておきます。

YAMA(ヤマ)=禁戒の5項目の一つ、「Ahimsa(アヒンサ)=非暴力」が一番刺さった

言葉通りではあるのですが、

いかなる生き物に対して「行動」「言動」「思考」レベルで暴力をふるってはいけない。

と言うものです。これは他者だけでなく自分に対しても当てはまります。
一見、いやいやそんな暴力とか滅多にふるわないでしょ〜〜!と思われるんですが、意外と無意識にやってしまっていることがあるんですね。

例えば自分の身近な家族や友人、恋人に対して

「なんでこういうことするの?!(言うの?!)全く理解できない!!」

攻撃的・否定的な言葉をかけてしまったり。

自分自身に対しても

「自分は本当にダメな人間だなあ、自分のこういう所が嫌だ」

必要以上に厳しく考えてしまったり、自己否定してしまったり。

これって面白いこと
「他者に対して行なった暴力だから自分は大丈夫」
と思っていてもいずれなんらかの形で返ってくるので、結果的に自分にも暴力をふるっていることになります。

逆に自分にだけ厳しくしすぎていると思っていても、実は他人に対してもその厳しさを無意識に求めてしまい、結果的に暴力的な言動をしてしまうことになるんですね。

ちょっと主旨からずれるかもしれませんが、

「他人は自分を映す鏡」

とはよく言ったものだなあ、と当時は思いました。
日頃の自分の行いや考え方を振り返りながらヨガセオリーを受けていると、ルチカ先生の言葉が胸に響いたり、ハッとしたりドキッとしたり、救われたり、自分の色々な感情が出てきます。

中には講義中に泣き出す人もいるくらいです。
その中でその気づきを受け入れて、じゃあすぐに変わるかというものでもないので、日々少しずつ意識して行くことが大切なのかなあと思いました。

ヨガはアーサナだけではないということ

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改めて私も色々な方と話していて感じるのですが、日本のヨガのイメージってどんなものがありますか?

  • ポーズをとってストレッチするスポーツ
  • 最近女性の間で人気らしいエクササイズ
  • 健康で綺麗になったりダイエットになるらしい
  • 欧米で流行っているマインドフルネスにも関係してる?

という「エクササイズをメインに行うものでしょ?」という印象を持っている方が多いな〜と感じます。

私自身も、ヨガを始めた最初の頃は体を動かすことから入りました。
続けていく中の感覚からですが、少しずつ

「ヨガって、身体を動かす以外にも大事なものがあるのでは?」

と気づき始めた次第です。

ここでは何が言いたいのかというと、

「日々の行動や考え方、その実践方法を経ること自体もヨガであって、ただポーズを取ったりすることだけがヨガじゃないんだよ!」

ということです。
そんな私にとっても、ヨガの修行に終わりはないと思っています。
ここで学んだことをまず自分自身で実践して、その時感じていること、さらに関わった方々から感じることを伝えていくことで、多くの方々に伝えて行きたいなあと思っています。

古代ヨガ×現代科学を複合させたWS(ワークショップ)

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WSの様子

ここではアーサナ実践クラス、そして座学によるヨガセオリーの授業で学んだことを科学的・近代的にも噛み砕いて復習+補足をしていく講義を受けることができます。

普段サンタナロッジでの生活や授業を受ける中でのサポートをされている坂本さん(日本人)によるワークショップです。

私の主観で感じたことになるのですが、やはり本場インド!!で受けられる授業は、より感覚的・スピリチュアル的な要素が大きいです。

私自身は幸いなことにフィーリング人間というか、理解できれば形はこだわらんというタイプなので、スピリチュアルでも化学的でも、どっちでも抵抗はありません。

ただあまりにもスピリチュアル用語をバンバン使われてもピンとこなかったり、ヨガはインドの宗教観や歴史にも関わってきますので、日本での生活で馴染みのない言い回しや習慣、考え方も多数出てきます

このWSではその部分をより近代的に、化学的根拠に基づいた方法で伝えてもらえます。

例を出すと、最近は科学者や様々な研究者達の間でも

「脳科学」「マインドフルネス」というワードや著書もちらほら出ていきていますが、そういったイメージです。
何にせよその名前や言い回しが違っても、ヨガの最終目的は共通しています。
伝え方、見せ方が違うだけです。

これは私自身の理解を深めるためにも、今後自分から人に伝えて行く時の手法として、とてもありがたいWSだったなあと感じています。

サンタナヨガ留学の詳細・HPはこちらから↓

https://indiasantana.net/travel/yoga/

 インドでの生活・休みの日の過ごし方

1日の自由時間はどれくらいあるの? インドでの生活・休みの日の過ごし方

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ジャガンナート寺院

自由時間といえばざっくり

・平日の授業の合間合間、1〜2時間くらい

・平日の夕方の実践クラスが終わってから18時〜寝るまで

・毎週日曜日丸1日


こんな感じです。

他の「14日間でRYT200を取得する」「日本で通いでRYT200を取得する」などと比べるとゆったりしていると言われますが、確かにゆったりしているので昼寝したり自習する時間はたくさんあります。
何より、45日間最低限の物を持って知らない土地で生活し、毎日規則正しい時間に起きてヨガをし、学び、寝るというこのリトリート環境でしか学べないことがたくさんあると思います。

私の場合、平日の日中は昼寝と自主勉強で忙しかったので(笑)
思いっきり遊ぶ時間は平日の夜と、日曜日でした。

気になるヨガ生活の中で食事はどんなもの?

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朝ごはんのスープ・パン・チャイ
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唐揚げ丼とセットの味噌汁
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パスタもある

朝食はお金を払わなくても、RYT200取得コースを受けるヨガ生は全員食べられます。
また、ここはインドの旅人も泊まることができる日本人宿なので、その宿泊者たちにも朝食はついてきます。

日本食〜パスタ〜インドカレーまでバリエーションがたくさんで、値段も100〜400ルピー(日本円で250〜600円)くらいです。
ゲストハウスのスタッフが作ってくれます。

味も日本人好みの味付けなので美味しいです。その時々で味の濃い薄いはありますが、調理場には醤油や日本の出汁、味噌なんかも揃っています。

インドで外食をする時はほぼカレーレストラン

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プリーでは高級ホテルのレストラン「PRAMAD]
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カレーが美味しすぎて毎日カレー♪

外食に行くときは、宿から歩いたりリキシャーを使ったりしてレストランに行きます。
これ以外にも中華料理屋があったり、wifiがサクサクのカフェがあったり、海沿いでコーヒーが飲めるカフェがあったり、食に関してはすごく満足でした!!

しかも日本より安くてたくさん食べられるので、幸せすぎます・・・。
いいホテルのレストランだと相場が250〜600ルピー(日本円400〜800円)、ローカルなレストランだと100〜400ルピー(日本円150〜500円)くらいです。

とにかくライス山盛りやカレーも時々辛すぎたりするので、自分の好みはオーダーする時にしっかり伝えましょう。大体は英語通じます。

食べててお腹いっぱいになったらお持ち帰りすることもできるのが素敵です。

インドのプリーで休みの日にできること、行けるところ

プリー周辺に詳しい日本人&インド人スタッフがオススメの場所に連れていってくれる

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プリーの海辺にある漁村エリア

 休みの日には、朝海辺を散歩したり、インドの家庭料理をいただきにいったり、プールに行ってスライダーたくさん乗って遊んだり・・・。

土地勘のないヨガ生のために、日本人スタッフやインド人スタッフがお出かけ企画を立ててくれます。もちろん参加は自由。
基本、1日でお出かけとなると徒歩で近所でフラフラするか、リキシャーで移動するか、車、バスの移動となります。リキシャーで移動するなら一人よりは2名以上〜複数名で行った方が移動費などは浮くのでオススメです。

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インドの家庭料理
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プリーにあるプール「Wonder world water park」
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ブヴァネーツァルのエスプラネード
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アーユルヴェーダコスメブランド「KAMA]
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小学校のセレモニー

空港があってオリッサ州では栄えている町ブヴァネーツァルまで出て、最新の大型ショッピングモールに買い物に行ったりもしました。
日本にあるデパートと何も変わらないような、綺麗で過ごしやすいショッピングモールです。私はこの時バスで行きました。

インドの建国記念日の日に、近くの小学校で行われるセレモニーに参加させてもらえたり。この辺りでは日本人は割と珍しいようで、可愛い小学生たちと握手したり交流できて楽しかったですね〜。

自分で計画して行きたい所にお出かけすることもできる

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ジャガンナート寺院
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ゴールデンビーチ


自転車を借りて、プリーを代表するジャガンナート寺院まで行ってみたりもしました。ただし、参拝はヒンドゥー教徒のみなので、ヒンドゥー教徒ではない私は中には入れません。

地元の人たちがゴールデンビーチと呼ぶ広くて人がいつもたーくさん、夜にはナイトマーケットもやっている海沿いでぼーっとしたり。

・・・見慣れてしまった自分も怖いけど、ビーチにラクダがいる光景ってインドぐらいなのかなあ・・。

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リキシャーの定員人数は今だに不明

自分で興味があるところに遊びに行ったり、時間が許す限りプリー市内をウロウロしてました!。
とにかくインド人は見てるだけでも行動が面白いし、話してみても面白いです(笑)
日本では当たり前の価値観や考え方を持たない彼らを見ていると、小さなことに悩んでいることがバカバカしく感じることも。
この辺りはインドの中でも田舎町なので、そこまでぼったくられるとかトラブルに巻き込まれることも少ないのが安心です。

ただし、他の国でもそうですがインド人には日本のように「相手の言わんとすることを察する」という概念がほぼないので、「YES」「NO」「自分の意思」はハッキリと言葉や態度に分かりやすく出していきましょう。そうでないと、何も伝わりません。
むしろハッキリ伝えてもなぜか話が噛み合わなかったり、もともとインド人は適当というか、基本人の話をしっかり聞いてないので(笑)自分の意思はハッキリ伝えていきましょう。

 ヨガ留学のプログラムを修了し変わったなあと思ったこと

ありとあらゆるものに対する考え方の変化

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冒頭でも触れましたがインドに来てすぐの私はちょっと疲れていて、さらに東京の暮らしのスピードに飲まれていたせいか、常に

「何かしなくちゃ」
「早く動かなくちゃ」


という気持ちに追い立てられていました。
そのために上手く行かないことがあると

  • 自分にも他人に対してもイライラしてしまう
  • 休んでいる時も実は休めていなくて、集中がしずらい
  • 自分で自分の機嫌を取ることが難しい(コントロールできない)

インドに来てからこれらに気づきました。

「あ、私っていつもリラックスしたい時にリラックスした気になってたけど、本当の意味でリラックスできていなかったんだ。自分を労わることをしていなかったんだ」

「何で私ってこんな感情の起伏があって、いつもそれに振り回されてしまうんだろう。そういう性格なんだって思ってたけどどうじゃないんだ。自分でコントロールする方法があるんだ」

「何もしないで《ただそこにいる》感覚を感じることって、こんなに素敵なことなんだ」

こういったことに気付いてから、今日は天気が良くて空が綺麗だなあ、海が青いなあとか、ご飯がすごく美味しいなあとか、関わる日方々への感謝の気持ちを感じたり、優しく接したいなあと思う気持ちが自然と湧いてきました

これって、生きる上で本来そんな難しいことではない基本的なことですが、案外忘れてしまうものなんですよね。

初めてインストラクターをやってみて感じたこと

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インストラクター役
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実践クラスの中で実際に自分がインストラクター役をするのですが、その時もただ一方的に教えるだけ、インストラクター役だからやるだけ、自分の順番がきたからやるのが当たり前、というわけではなくて、

「今この瞬間、同じ空間でヨガをやっている感覚」

をメンバーと共有しているということ自体がとても幸せて、この時間を大切にしたいなあという気持ちを持ちながらレッスンをやらせていただくことができました。

これは日本に帰って、自分が人にヨガを教えている時に何年経っても、どんな立場になっても忘れたくない気持です。本当にありがたいことだなあと思っています。

体もほんの少し柔らかくなった!

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スタート時

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45日間終えた後

気持ちの変化はノートに記録し、体の変化は目に見えるように写真を撮っておきました。
体が柔らかくなることが全てではないですが、毎日の成果もあってだいぶ体の可動域も広がりました。
こうして見ると、腰や背中の曲がり具合とかも全然違いますね。自分でもびっくりです。

もともと日本でヨガスタジオに通っていた時から、すぐに体が柔らかくなることの難しさは感じていましたが、本当に毎日のちょっとずつが成果として表れると嬉しいものですね。

インドのヨガ留学、リトリート生活を終えて最後に残ったもの

条件付きではない自分が見つけられた

これは不思議だなあというか、私も予想をしていなかったことなんですがインド45日間過ごした結果、自分を取り巻く余計なもの(思考とか先入観)が身ぐるみ剥がされて最後に残ったものが3つありました。

  • 本来の自分(ありのまま
  • 自分の使命
  • 自分が今抱えているトラウマ(人間不信)

身ぐるみ剥がされて(ちょっと言い方怖い笑)シンプルになった時、これらだけが自分の中に残りました。
ここを自覚した瞬間、

「インドありがと〜〜〜!!!」

と叫びたくなりました。(笑)

最後のトラウマは唯一ネガティブなことではあるのですが・・・ある意味これがあるからこそ、今後やることなすことの視点や見え方が変わった部分もでもあります。

なのでこれから色んな手段を使って、無理にそれを否定したり邪魔者扱いする気はないのですが、動きながら対応しながら武器として、現在進行形で付き合っている所です。

実際、同じヨガ生のメンバーたちと行う最後のシェアリングではそれについて話せるようにまでなりました。

 日本に帰ってきてから

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インド人直々に教わって作ってみた初カレー 「スパイス入れすぎた」

今ちょうどこのブログを書いているのが、RYT200取得の修了式から1ヶ月の時です。
私は終了後から約10日間、プリーからは出ましたがインド国内を一人で旅していたので、帰国してからは実質3週間弱になります。

やっぱり日本は過ごしやすくて便利だなあ〜と実感する反面、インドでの生活が恋しくなる瞬間も多々あります。

とにかくインドの食事は自分にはすごく合うことが判明したのでカレー(スパイス類)やダルは大量に日本に買って帰って、今でも時々作って食べています☆

フリーランスでヨガの仕事が始まった


 仕事もちょくちょくし稼動し始めています。
インドにいた時は無職だったので、日本帰ってから仕事どうしようかなあとうっすら考えていて、どこかの会社に所属して正社員でヨガの経験を積んで〜という可能性も頭にありました。

ですが自身で勉強する時間が欲しいのと、自分の頭で考えてその上で責任を持って仕事をする機会をたくさん作っていきたいと感じたので、基本フリーで仕事をしていくことにしました。

現在ヨガのインストラクターとしての仕事は、ありがたいことにいくつか業務委託契約を結ばせていただいて、これから本格的に稼動するという時期です。
レッスンによってきっちり流れが決まっている所もあれば、自分で授業を組み立ててレッスンを行う所もあります。

いずれにせよ、私にとっては成長&経験になる機会となるのでありがたいなあ〜〜と思いながら日々過ごしています。

今後の展望や毎日考えていること

実は前の会社にいた時から、「自分で何か仕事を持ちたいなあ」と考えていました。
今回のリトリートも兼ねたインドヨガ留学は、そのための出発点だったとも言えると思っています。

これから2〜3年はしっかり土台と経験・知識を積み上げて行きながら、そこで得たものを独立した時にお客様や関わる方々に自身を持って提供できるようにしていきたいなあと思っています。

先行きがどうなるかは誰にも分からないので、もちろん不安になることもありますが、それ以上に楽しみとか自分が心からやりたいと思った気持ちを信じたい!という気持ちの方が大きいと感じています。

おそらく、多くの人が

「今までやったことがないことにチャレンジしたい気持ちはあっても行動に移せない」
「自分で決めたことをやり続けることができない」
「自分にできるか分からないし自信もないから動けない」


こんな思いでその一歩を踏み出せないことがあるのかもしれません。

ですが何事もやってみないことには何も起きないし、どうなるかは分かりません。
想像通りのことが起きることがあれば、どうにもならないかもしれないし、想像以上のことが起きることもあります。


だから、少しても多くの人がちょっとでも心が動いたり、直感で「いいな」と思ったことにはどんどんチャレンジしてみて欲しいと思っています。
今私がこうしているのも、こう思えたのも自分の直感と心の声に素直に従って行動した結果なんですね。

なのでもしこの記事を目にした方、ヨガに興味があるなし関係なく何か感じるものがある方は、ぜひインドに行ってきてくださいね。

お世話になったサンタナヨガ留学のHPはこちらから↓

https://indiasantana.net/travel/yoga/

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